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きり・じゅんこ ファミ飲み

2016.4.6 ガスト朝霞台店


 きりとじゅんこは、前にもこのサイトで紹介したが、1974(昭和49)年度に、我が演劇部が初めてコンクールに参加して、いきなり川越地区代表になって、初参加初出場の県大会に「コモンセンス」を上演して、当時のかったるい高校演劇界に国坂旋風を巻き起こした時のリーダーとサブリーダーである。いわば筑坂劇部の草分け的存在である。
http://www.asenamida.shop/gekibu/1974/1974.htm

 この冬、私は突然の病気に襲われて、所属するシニア劇団で役を途中降板する羽目に陥った。これまで病気知らずだった私が病気になったことも気を滅入らせたが、それ以上に本番一ヶ月前に役を降板するという役者としてしてはならないことをしてしまったことの心の傷は大きかった。
シニア演劇集団・劇団櫂人(げきだんかいと)

 そのことを二人は気遣ってくれて、私の病気も快方に向かっていることをもあって、久しぶりに会おうということになった。私は人と会うとなったら酒を飲むことしか考えてないが、あいにくこの二人、まったく酒を飲む習慣がないらしい。そりゃ、そういう人だっているだろうさ、だからって話ができないわけじゃない。そういえば、最近は「ファミ飲み」と言って、ファミリーレストランで酒飲みながら女子会などするそうだ。私だっていつも酔っ払って騒ぐわけではないからファミレスで品良くビールを飲むくらいできる。

 というわけで、朝霞台駅前のガストに入って、私は生ビール、彼女らはランチという私としては初の異文化交流となったが、まあ相手が飲んでいようがいまいが話はできるわけで、楽しい3時間ほどの会話が弾んだ。

 私と彼女らは13歳違いで、彼女らが劇部員だった18歳の時には私は31歳のそれなりの大人の教師だったわけだが、あれから41年も経つと年の差はなくなって、孫の数では彼女らの方が先輩で、やっと二人目の孫ができた私は彼女らの経験に耳を傾けるのであった。楽しかったよ、これからも一緒に年を取っていこうな(^_^)v


UP:2016/4/14


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